「なぜ、日本人は横綱になれないのか」　舞の海秀平著
ワックブンコ　２０１５年５月１１日発行
ー両親が「成績のほうが足らないのでは？」と訊いたときに、
　実際に勉強を始めたのは、中三の夏休みが終わった頃だった。
　木造高校は実力で入ることができました。
　我が家はそれほど経済的余裕があったわけではないのですが、「子どもの教育のためのおカネは惜しまず出してやる」という方針でした。
　兄と姉が東京の私立大学に進学していました。私が進学すると、同時に３人の子供を東京の大學に通わせることになります。
　どう生きるかと考えたときに「生きているうちに『失敗するのではな