私たちは「知のゴールデンエイジ」とでも言う時代を生きている。
梅棹忠夫による名著「知的生産の技術」(岩波新書)
知的生産の成果とは「書くこと」なのだと明示した。
「人類の過去の叡智」をネットに取り込もうとする営み。
スキャンされた数千万冊の本を巡ってネット上の「群衆の叡智」が自由に関与し、それらの本の間の関係付け、文脈付け、解説、再構成といった付加価値が積み上がっていく可能性も開ける。少なくとも英語圏では、そんな未来が10年後から20年後、おそらく現実のものとなっていろことだろう。
旅の先々でPCを借りながらでもかなり充実した「手ぶらの知的