連載:二十四節気(漫才)

白露(漫才)

A「こんにちはぁ

B「どうもぉ」

A「少しずつ秋の気配が漂ってきましたねぇ」

B「秋の虫の声を聞くようになりましたねぇ」

A「暦の上では白露ですからねぇ」

B「ハクロねぇ」

A「キミ、白露って分かってるか?」

B「ホクロの白いのとちゃうん?」

A「そんなん見たことある?」

B「有るような、無いような」

A「しらつゆが草に宿る、ということやがな」

B「ほぉ」

A「気温が下がって大気が冷えてきて、露ができ始める頃ということやね」

B「白露に 風の吹きしく 秋の野は 貫き止めぬ 玉ぞ散りける」

A「それひょっとして」

B「百人一首