台風首都圏直撃

 台風15号は、9月8日夜半から9日朝方にかけて、首都圏を暴風雨で蹂躙し、大きな被害を残して、太平洋に去って行った。
 風の強さは、首都圏を襲った台風では、観測史上最強であった。
 首都圏にも、毎年数回台風は来るが、その多くは、西日本などへ上陸して勢力が衰えた後に来るか、洋上を掠めるように去るのがほとんどであった、
 一方、今回は南方から高温の洋上を発達しながら北上し、コンパクトながら960ヘクトパスカルという強い勢力を保ったまま上陸して来た。
 これに対し、ほとんどの交通機関は、計画運休を実施したが、9日は、一日中混乱し、多くの人が巻き込まれた。