あおり運転

 しばらく前まで「あおり運転」などという言葉はあまり馴染みがなかった。
 それが、数ヶ月前あたりから、それが元になる事件が頻発し、それをテレビなどで、詳細にいろいろな形で報道するようになり、人々に浸透するに至った。
 もう10年くらい前にハンドルを握らなくなった者として、当事者となることはなくなったが、同乗することはあるので、無関心ではいられない。
 本来、社会秩序を遵守しようとしている人には、あってはならないことではあるが、運転をしている身になってみると、あおりたくなる気持ちもわからないではない。
 追い越し禁止の道を、制限速度よりかなり低速の車がいる