記憶にも記録にも残る日本ラグビーの至宝、「故平尾誠二」が書いている1990年度社会人選手権決勝戦神戸製鋼VS三洋電機

現在ラグビーワールドカップが日本で開催され、日本は3連勝と絶好調である。悲願のグループリーグ突破も目前になっている。ラグビー人気も沸騰している。

私は日本ラグビー不世出の名選手、故平尾誠二氏が書いた「勝者のシステム」を読了した。本の詳細等は後日に譲り今日の投稿は、彼が生涯忘れ得ぬ試合として挙げた掲題の試合に関する投稿だ。

平尾氏はこの著書の149pから163pにかけてこの試合の経過及び結果を見事に描いている。まさに冷静に試合の経緯を分析、相手チームの心理状態まで読み切り、最後の10分に全力を傾注したのである。

試合はロスタイムの82分に神戸製鋼が逆