連載:身の回りの事どもの中から

身に付いた習慣は変えられるか(1234)

咄嗟に奇妙なタイトルが思い浮かんだ。
 一口に習慣と言っても、無数にあるだろう。ごく普通の起居・動作などは無意識に行っているけれども、その最たるものの一つに「歩く」ことがあろう。
 乳幼児が、ハイハイから、つかまり立ちするようになり、よちよち歩きを始めるのは、誰もが通って来た道である。歩くなどと言うのはもちろん普段は無意識でしているであろう。
 wakohにしても、88年間、何の疑問も持たずに、ただ歩いてきた。そして、スマホに登録してある「歩数計」で、今日は何歩歩いたなどといい気になっている。
 ところが、その日常動作の中でも基本中の基本の「歩く」事につ