伝統建築の眼福 青梅市・津雲邸

夏の月例ハイキングの帰り、青梅駅でわざわざ下車して訪ねようとしたが、休館中で袖にされた「津雲邸」。満を持して今日、訪問。家から遠いので、今朝は掃除も箒(放棄)、なんて。

相変わらずシャッターが降りたままの店が並ぶ青梅の駅前を背に、住吉町へ。
川に向かって急に下がる道の途中に、むくり屋根の優雅な勾配を見せる邸宅。

美しく整った石段を上がり、蝶の家紋を染め抜いた麻暖簾を開いて、玄関へ。火灯窓、網代天井・・普請道楽の極み、玉手箱のような建物だ。ワクワクが止まらない。(写真左)

式台を上がり、右手の和室に招じ入れられる。2畳敷きの床、飾られているのは岩倉具