初めての帯び書き!

そこで「帯び書き」的意味合いから一筆啓上申し上げます!

我同志村尾国士君のことを良くご存知でない方も居られると思いますが、柔道部であった彼とは3年8組のクラスメートで篭球部のA・野球馬鹿4人組らと、運動一筋で高校生活最後の一年間を共に過ごしました。

厳つい体躯容貌に似合わず当時から文才に秀でた彼は同人誌に数多く寄稿、高校生らしからぬ文体で我々の度肝を抜く存在でありました。

その後暫くお互い消息不明でしたが、彼は明治大学を卒業後劇作家への道を志し、かの唐十郎・李麗仙・麿赤児らと状況劇場・紅テントの主催者として1960年代アングラの根城新宿”風月堂”