広重とゴッホと私(笑)/大浮世絵展

江戸東京博物館で開催中の特別展「大浮世絵展」を見て来ました。喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳という5人に限定し、更に歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎・広重の風景画、国芳の武者絵と戯画と得意ジャンルに絞って366点が展示されていて、殆どすべてに簡単な解説がついているのでたっぷり2時間かかりました。

その中で、広重の「名所江戸百景 猿わか町夜の景」に特に注目しました。猿若町は現在、私が住んでいる地区の旧町名で、広重と同時代には芝居小屋が集まる”歌舞伎町”で、江戸歌舞伎の祖で中村座の座長だった猿若(初代・中村)勘三郎の名から付けられました