連載:生命の詩 3

日曜日の朝というのは、いくつになっても嬉しい

  日曜日の朝

青空がまぶしい
小鳥たちが鳴いている
近所では子どもの声がする
車が一台そーっと通り抜ける
それらがいっそう静けさを教えてくれる

そんな どうしようもないくらいの
日曜日の朝

まだ 眠たい
もう少し 寝たい
そんなときって たしかにある

でも
寝ているのが もったいないくらいの
日曜日の朝



日曜日の朝ってわりとよく寝られる。
少しずつ日が差してきても気づかずに、目を覚ましたとたんもうこんな時間だなどとびっくりするのも珍しくはない。

若い頃会社の寮にいたとき、目を覚ましたら時計の針は5時を指していた。まだ日は昇っていないのか