国立西洋美術館「ハプスブルグ展」

日本・オーストリア友好150周年を記念しての「ハプスブルク展」だ。約600年にわたる帝国コレクションの歴史を井戸に見られるいい機会だ。
こうした企画は、今まで開催されたことがあるようでいて、なかったように思う。もちろん膨大のコレクションを有している美術館等からは何点かは来日し、見たことがあるがこれだけまとまってハプスブルグ家のお宝を見られる絶好の機会だった。
総じて、名も知れた画家の絵はともかく、それ以外の画家の絵は大したことない。肖像画に描かれた福安色の質感がやっぱり足りない。大きな絵を描ければいいというものではないと思うのだが。
絵画のほかに宝飾品と