進化に関する2冊

a) 人体、なんでそうなった 著:ネイサン・レンツ 化学同人
b) 残酷な進化論 著:更科 功 NHK出版新書

どちらもテーマは同じで「進化は進歩ではない」と書いてます。
主としてヒトなんですが、もっと古い時代の生物から進化してヒトになった過程で、「すべてをうまくやって来た」と言うわけでなく、「設計ミスも結構ありますよ」という内容です。

どちらの本にも取り上げられているのが
・迷走神経
・網膜

迷走神経は脳と喉を繋ぐものだけど、設計が悪く心臓付近の血管を回り込むようにして喉に戻って来ている。