「神様は必要以上の試練を与えたりしません」（エラリー・キュブラー・ロス）

　４０代終わりの頃、会社内のリストラ騒動のあおりを受けて、強度の精神的ショックが元で心臓神経症になってしまったことがある。心臓の拍動がメチャクチャになり、仕事もろくに手につかず、死ぬほど辛い思いをした。

　それ以来、仕事も私生活もいい加減にやることにした。一生懸命にやると、それがストレスになり、弱った心臓にさらに悪影響を及ぼし、ほんとうに死ぬかもしれないと思ったからだ。

　結局、心臓神経症は完治することなく心房細動に移行してしまった。現在もそれが続いている。

　さらに近年、