連載:庭の草木・草花など

立春に 老白梅も 遅れじと(1285)

国が主導してのカジノなどIRと称するギャンブルの導入、それを巡る中国企業の介入、それに群がる政治屋の汚職などなどに、この老爺は憂いのあまり、一言してしまった。気持ちのよいものではない。

 時は立春。春の到来が待望される。我が家の旧く小さな庭に出てみた。新春以来、咲き続けている老紅梅の門を隔ててすぐ横にある、枝ぶりだけはよい老白梅は、少しずつ蕾が膨らんできていた。数輪咲き始めた。ほぼ一ヶ月遅れだ。また小さな楽しみが湧いてきた。
 政治の世界の醜さに暗い気持ちに陥っていたこの老爺は、少し気持ちが蘇ってきた。
 例によって、またデジカメを持ち出し、撮ってみた