「きゅっきゅっ」と音が聞える。2020,2,

小さかった時、あの日々が、蘇えります。

   夕方、リックサックを背負って、朝食の牛乳とパン
   を、買いに出た。
   暗くなりかけの道を、一人で歩いていると、
   「キュッキュッ 」
   澄んだ空気が耳にリズムカルな雪の鳴く音が聞こえ る。
   耳がジンジンしてきた、頬がぴ~っと張る。

そうそう
それは、遠い昔に・・遠い  と~おい・・・・
・・・・
登下校の行きかえり、雪踏むたびに
「キュッキュッ」って雪が鳴いた。
一人ぽっちの「キュッキュッ」・・・

友だちと、がやがや、ぺちゃくちゃ、からだをぶつけあいながら
ランドセルの中身の揺れる