吾らの結社の4月号誌上選句会を見て

正直に言ってしまいますと、ちょっとげんなりです。
会員皆さん私を含めて齢が齢ですから、
愚痴めいた心情吐露や身辺詠があまりに多い。
仕方ないとは思うのですが、
何の為に皆さん俳句やっておられるのかなあと思ってしまいます。
会に参加していて楽しくないです。

晴の日は外の面へ飾る黄水仙

春を着て舞の稽古へ妓が急ぐ

咲き誇る門の椿に迎へられ  瑞光寺

地虫穴を出てイイネイイネと囃される

一輌車菜の花色の灯を点し

病魔乗せ巨船彷徨ふ春の闇

啓蟄の虫に驚く保育園

啓蟄の谷戸煙らせて落葉焚く

カテゴリ:アート・文化