池上本門寺、政治家、経済人などの墓

「いつまでも あると思うな 親と金」という誰でも知っている言葉を発した人物の墓が池上本門寺にあった。墓に彫られていた続く言葉は知らなかった。
「ないと思うな 運と災難」

慎重に、だが前向きに生きろということか。
墓の前で、ヘニング・マンケルの言葉が浮かんでくる。「問うことをやめる人、肩をすくめて、謎のない日常をただ続けるだけの人は多い」と、すでに亡くなった小説家は遺言とも言うべき著書「流砂」で書いた。

考える機会と時間があるのに、考える贅沢を捨ててしまっている自分を発見する。2月29日(土)の午後10時からNHKTVで放映された「ザ・ヒューマン」「村