桜は自ら咲く時期を知り、「春」を人間に伝えます。
とうとう待ち遠しかった春がやってきました。
さて、春の被写体はデジカメですぐに撮れますが、
春を詠むには一苦労する。
とはいえ、カメラなき時代、古人はもっぱら俳句や短歌で表現しました。
俳句ならば「五七五」で情景描写を、
つづく「七七」を加えて短歌で心情を伝えました。
俳句はいざ知らず、
いきなり文字の数が多い短歌ともなれば、
私には敷居の高い31文字である。
そんな折、読売新聞の編集委員の竹内政明さんの本を読みました。
俳句と短歌についてわかりやすい例を引用されていました。
「マッチ擦るつ