トンネルの向こうは雪国だったはずなのに

昨日、文体を変えて川端康成風にしてみたら、違和感を憶えた人がいる反面、高評価を受けたりして戸惑った。

なかなか他人様の褌を借りるのは大変で、そうそう上手くは書けないものだ。

けれども、もう一度だけ試してみようかと云う気になった。
今回は高木彬光風だろうか、それとも松本清張風?
そう言えば富島健夫なんて人もいたなぁ。
まぁ、それは読んだ人が決めるだろう。

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暗闇の中を手探りで彷徨った。
あまりにも闇が深くてカンだけが頼りだ。

やっと見つけたトンネル。
そこを通り抜けようとして、向こう側の灯りが