【ブックレビュー・チャレンジ】×2日目


【ブックレビュー・チャレンジ】×2日目

  「智の粥と思惟の茶」 松山猛 青英舎 昭和55年発行。

京都で生まれ育った悦楽的な随筆が多い。本書が初めての随筆。 
ライターとしてanan、平凡パンチ、POPEYE、BRUTUSなどで活躍。サブカルチャーに広範な審美眼を持つライター、編集者として評価された。

私は、京都市東山区古門前上ルの一徹した頑固社長「一澤帆布店」の記述が好きだ。何度も通った。

ザ・フォーク・クルセダーズの北山修、加藤和彦らと組んで松山が作詞を手がけた『帰って来たヨッパライ』が昭和46年に大ヒット。同曲はもともとアマチュア時代の