連載:ばかもののざれごと

私は「球児」という言葉がきらいだ

センバツこと春の甲子園に続いて、夏の甲子園・全国高等学校野球選手権大会も中止とすることを高野連が決定したいうことで、悲嘆にくれ、泣いている名門高校野球部員たちの姿も何度もTV画面をにぎわした。
自分としては、あらゆる意味でかける言葉も無い。
「あらゆる意味で」というのは、もちろん深く同情したい気持ちはあるものの適切な言葉がないと言いたいこともあるが、野球に興味も関心も縁もなく(というか、むしろわけあってきらいなくらい)、全国レベルのアスリートでもなかった自分としては、そもそも彼らへの共感要素があまりなく、何か言葉をかける資格すらもカケラもないということだ