三室戸寺は本山修験宗、清水寺は法相宗、善光寺は無宗派の寺である。
三室戸寺:シャクナゲ・アジサイ・ツツジ・ハスなど四季折り々に花が咲くので「花の寺」として知名度は高い。源氏物語の「宇治十帖」にも登場する。本堂は1814年の再建で重層の入母屋造りである。
清水寺:知名度抜群の古刹である。「清水の舞台から飛び降りる気で~」で有名な錦雲渓の舞台は高さ4階建てのビルに相当する。幾度となく戦火にさらされ、「平家物語」にも清水寺炎上のエピソードが出てくる。現在の伽藍の大部分は江戸時代に再建されたものである。
善光寺:創建は644年。日本において宗派が確立される