家で観る映画、例えば「凪待ち」(なぎまち)

「凪待ち」(なぎまち) 2019年 白石和彌

監督の白石は当代一の売れっ子監督だろう。
デビュー2作目の「凶悪」(2013)で大ブレークしたのち、佳作を連発。
2019年も「麻雀放浪記2020」「ひとよ(一夜)」そして本作と、タイプの違う佳作を三作も送り出しています。

人生につまづいた男が、パートナーの女性とその娘とともに再出発を図るが、やがて取り返しのつかない事態を招いてしまう「喪失と再生」をテーマにしたオリジナルストーリー。
主演に香取慎吾を起用したのがすばらしい、香取の新境地の演技を引き出している。

映画の主な舞台は宮城県石巻市で、ここは7年