連載③私の人生「中・高校生時代」編

姉2人は口減らしもあり大阪の日紡貝塚に就職したが10歳年上の兄と三女の姉と2歳違いの弟と4歳違いの妹は同じボロい藁ぶきの古い民家に住んでいた。
障子がボロボロでも直すこともなく雨戸を開けると家の中が丸見えだった。

ようやく遅生まれの私も中学生を迎えたが晩生の私は色気もなにもなく、勉強も嫌だし、ただ苦労している母のために何ができるのか、母が喜んでくれる姿だけが希望でした。
母を楽にさせたい、リヤカー引っ張り行商、牛の餌の草刈り、新聞配達に水汲み、でも左手が悪い私は藁草履は作れませんでした。

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父も兄も弟も兄弟姉妹全員優等生な