泡盛と切り絵

父の日に長男一家からプレゼントをもらった。
 昨年はチョッと高級なブランデーだった。
 毎年もらっているプレゼントだったのに、昨年はケロッと忘れていて嬉しかった。
 でも、今年は“ワシにもあるぞ” と予測できた。
 
 当日、補聴器をつけずに自部屋でうとうとしていると、孫の ほのか が何か言って手提げ袋を差し出した。ハッとして一瞬“プレゼントだ”と思いながら「ああ来ていたのか」と補聴器を着け、そのプレゼントが何なのかは分からずも、とりあえず「ありがとう」と言って頭を撫で、ママも来たので感謝の意を伝え、早速開封。
 今年もお酒で、泡盛の古酒だった。