原 ママ Sic クイズ(その1)[しゅみーと新人の頃の日記]

私は もう少し大和言葉のことを知ってから死にたい。だからまづ 旧仮名遣ひを知る必要がある。
たとへば きずな と書かれても 綱 や 繋がり(これだって綱がり!) のイメージが湧かない。大和言葉の 心を知るには 旧仮名知識が 必須である。(昔勤めてゐた会社の社内報の名前が 「きずな」であった。毎月その表紙の きずな を見て 淋しい思ひをしたことを想ひ出す。き砂 のやうで・・・。)

日常で密度高く大和言葉に接する場面は 俳句。和歌は今 殆どの場合現代仮名遣ひ。(文語を使う歌人が少なくなったと言ふことか?)。
勿論 昔書かれた書物を日常読んでゐれば 話は別だ