連載:池江璃花子

池江璃花子が涙「1年後の今日、この場所で希望の炎が輝いていてほしい」

1年延期が決まった東京五輪開幕まで、23日で1年前を迎えた。メインスタジアムとなる国立競技場では「一年後へ。一歩進む。~+1(プラスワン)メッセージ~ TOKYO2020」と題したプログラムが開催され、競泳女子で白血病からの復活を目指す池江璃花子(20)=ルネサンス=が出演。聖火を手に取り、一人のアスリートとして、動画とともに世界へメッセージを発信した。  小さく、しかし力強くランタンの中でともり続ける聖火を、池江はそっと両手に抱いた。雨上がりの国立競技場。本来であれば24日、6万人が集い、開会式が行われるはずだった場所だ。1年後、開会式が行われる舞台で