「アレ」が「アレ」して「アレ」だから

晩年の父は、ほぼこの3つのボキャブラリーだけで、そのコミュニケーション全般を完結していたように記憶しています。

在りし日の両親との会話
父「〇〇子(←私の名前)、アレはアレか?」
(何かを「尋ねられている」であろうことだけは推測できる・・)
私「何? アレアレって? ちゃんと言ってくれなきゃわからないよ~」
父(心の声)「アレ」もわからんのか!? 気が利かない娘だ 全くのこと・・・」
ここですかさずインタプリター、別名 彼の妻 別名 私の母が参入。
母「はいはい、〇〇子の仕事は順調だそうですよ」
私(心の声)「えっ、ちゃんと訳せてるし。 母スッゲ~!」