”大仰な 地震誤報で 謝罪とは”  

近頃「謝罪」の語感が軽くなったように思われる。

以前なら、明らかに罪を犯した場合などに「謝罪」が使われていたように思う。しかし、今頃は謝る行為についてなんでもかんでも「謝罪」を使う。

本日、緊急地震速報を誤って出したことについて気象庁が誤報の会見を行った。

正午前のTBSテレビでは「会見で謝罪」と報じ、夕方のテレビ朝日ではアナウンサーは「謝罪」と述べ、字幕では「おわび」となっていた。

誤報なら「陳謝」あるいは「おわび」あたりが適当だろう。

ごく最近では、さすがに「謝罪」の濫用と思い至ったのかどうかは不明だが、テレビ朝日の例のように、「謝罪」と「