高校生時代に観た映画を今でも鮮明に思い出す。
フランス映画『シェルブールの雨傘』と言う映画。
最初のタイトル画面で石畳に落ちる雨から始まる。
左右からカラフルな雨傘が現れてクルクル回る。
この画面をご存知の方は多いと思うがいかが？

ミシェル・ルグランの音楽に魅了された方も多い。
何と言っても最初から最後までオペラのように話す。
ミュージカルでは無い新しい映画の発見だった。
これでフランス語の柔らかい響きが大好きになった。
しかしエンディングがあっけなく何とも言えなくなる。

家に帰って母に感想を聞かれて返事に困ったものだ。
良かったとも悪かったとも言え