今も鮮明に残る記憶、決意

連日の猛暑の中、
燃えるように青葉が光っている。
焦げるような空気中の臭いと、
茹だるような暑さ。
何という不快感だろうか。

照りつける陽にもめげずに上を向く
凌霄花(のうぜんかつら)の朱のあざやかし

暑さに屈せず 毅然と前を向く、
この花に肖りたい。


先週、今は亡き友人の兄上から電話があった。
盆に弟の遺影の前で一杯やりませんか?って・・・

学生時代の、遠い昔。
あの日も、7月の暑い日だった。
関東大学○○リーグ戦を終えてから、
部員たちそれぞれが出身地の都道府県、
国体代表を目指し練習していた時、
不慮の事故によって同級生の若い命が散って行