戦国武将 ②伊達政宗

奥州出羽国(山形県)の伊達家は代々お家騒動が頻発する家系で知られている。
勢力の拡大を目指す伊達稙宗と嫡男・晴宗が国人を巻き込む争乱(伊達家天文の乱)、
又晴宗とその子輝宗も家督相続を巡って対立、
その輝宗の嫡男が伊達政宗である。

幼名を梵天丸、幼い頃に疱瘡を患い右目の視力を失った。
しかし負けん気が強く、守役・片倉小十郎(景綱)の補佐や父輝宗の、
厳しい教育もあって勇敢で逞しい青年に育っていく。
18歳で家督を譲り受け、その後大内、畠山、蘆名氏ら
周辺の大名を攻略し24歳で奥州66郡の内三分の一を治める大名へと成長した。

しかしこの時和議を申し入れ