渡哲也逝去。「東京流れ者」を巡る雑感。

渡哲也さんが亡くなった。78歳、嘗ては、人間50年とうたわれたものだが、今の時代では、少し、早いということになる。
僕が渡哲也と聞いて思い出すのは、なんといっても「東京流れ者」、不死鳥の哲である。監督は鈴木清順。1966年公開の日活映画。脚本は「月光仮面」の川内康範。鈴木清順、独特の映像で、カルト的な人気作である。
映画もそうだが、主題歌もヒットした。僕は、10数年ほど前、リサイクルショップで、購入したLPで聴いていた。確か、100円均一コーナーにあったものである。
ところで、昨年、BSで放送されていた「東京流れ者」を、久しぶりに、再見したのだが、劇中に