【読書】花だより みをつくし料理帖 特別編

【読書】花だより みをつくし料理帖 特別編

題名:花だより みをつくし料理帖 特別編
作者:髙田郁

 「みをつくし料理帖」が全10巻で完結してから四年が経ち、特別編として新作が出版された。
 この作品と出会うのが遅かった私としては、最終巻を読んでからこの特別編を読むまでの間が三ヶ月ほどしか経ってなかったのだが、それでも無性に懐かしく思いながら作品を読んだ。

 四年間待っていた愛読者らにとっては、懐かしさが一入であったことだろう。

 物語の中の人物たちが、その後どうなったのだろう?

 そう思ってしまうような作品に巡り合うのは、案外少ない気がする。