妄想爺やの徘徊日記14
爺やにもいわゆる企業戦士として華やかな営業活動をしていた若きサラリーマン時代があったという
その頃は、夜な夜な、取引先や、会社の者らと、グランドピアノに歌手がいるクラブで宴の華を咲かせたそうだ
それが、歳を重ねるにつれ、スタンドバー、居酒屋、立呑の一杯飲み屋、そして昨今は、酒屋の亭主が片手間にやる酒屋の立呑に入り浸りだ
酒屋で販売をしている缶ビールを販売価格で、肴は市販されている袋入りのスルメイカ、イワシ缶である
冴えない酒屋の店主の爺やと、小さなTVに映るニュースを観ながら、日本経済を語り合うのだ
しかし、このごろは