虚構と現実の狭間で

新聞や雑誌で(今はネットが多いようだが)
よく見かけるのだが「人生相談」の欄は
昔も今も健在である。

若い頃は、お茶の間で熱いお茶をすすりながら
新聞の家庭欄でいちばん先に読んだものである。

それだけ、読者(傍観者)にとっては他人様の
人生に於ける悩みは、好奇心以外の何物でも
ないのだろう。

相談者は圧倒的に女性が多いような気がする。
しかも、恋愛や結婚に関する相談が多い。

ある事例だが…
三十代の独身女性が既婚男性との恋に悩んで
いるという。よくある話だ。
男性は妻と離婚しそうにはないしそうかと
いって自分も彼とは別れることが出来ない。

この