ショーペンハウアー『孤独と人生』金森誠也訳、白水社、新装復刊1996年、4刷2003年版、250頁、四六判上製、読了。

 〔我、まだ見ぬ iPad Air 4 の誘惑に抗いながら読む〕ドイツの哲学者アルトゥール・ショーペンハウアー(1788~1860)の63歳時の、原題《Aphorismen zur Lebensweisheit》(『生活の知恵のためのアフォリズム』1851年)で、『パレルガとパラリポーメナ』第1巻の最後の置かれた作品で、ショーペンハウアー自身が言う主著『意志と表象としての世界』の補遺・追加的作品とのこと。(p.7、p.247他)新潮文庫では『幸福について:人生論』という書名らしい。白水社金森誠也訳全集2004年では第11巻「哲学小品集2」所収(国会図書館