帝国銀行毒殺事件

終戦後の日本は、まさに混沌。何しろ天地がひっくり返ってしまったのだから、人は、どうしていいのかわからない。

6年間、米軍の進駐軍というのがいて、日本の「無条件降伏」をいいことに、いろんなことを押し付けてきた。その余波は、戦後75年経った今も、感じられる。

また、この混乱期には、様々な大事件が立て続きに起った。

下山事件(昭和24年)、三鷹事件(24年)、松川事件(24年)。これらはその頃の国鉄の仕打ちに対して、共産党系労組がひきおこしたものと思われる。真相は、今も尚分っていない。

三鷹、松川両事件は、人為的な脱線事故であるが、始めの下山事件は、国