江戸城     (936)

江戸時代には、江戸城天守閣が、三回建てられた歴史が有ります。

①慶長の天守閣
慶長十一年(1606)、徳川家康が本丸を石垣造りに変える大普請を行った時に建てた天守閣で、本丸中央部の富士見多聞・フジミタモン寄りの場所にあった様で、五層の天守で、現在の国会議事堂とほぼ同じ全体の高さだった様で、元和八年(1622)、に撤去されました。

②元和の天守閣
元和八年(1622)、二代将軍、徳川秀忠の本丸改造の際、慶長の天守閣を撤去し、北曲輪・キタグルワを取り込んだ現在の天守台付近に、新築する事となり、翌元和九年に竣工した。天守閣の高さは慶長の天守を上回って居