「私を待っている人がいる」

 産経新聞の第一面には広告がありません。この編集に転じたのは10年ひと昔前ごろだった。その理由を書き述べていたが、すっかり忘れている。

 その第一面に読者の投稿コーナがある。「朝晴れ エッセー」のタイトルだ。読者が日常生活の中で様々な体験や思いを投稿している。

 前置きが長くなった。今日のそれは、自分とほぼ同年輩のご婦人が、脳梗塞で高齢者ホームに入居しているご主人についてのエッセー「私を待っている人がいる」だ。

 夫婦愛の一端、いや老齢夫婦こそ、こうした愛情がなければならない、と教えてもらった。
 皆さんにご紹介します。


★映画カサブランカは明