今月のお稽古、いつも使っている高齢者福祉施設が数カ月使えないので、地域の公民館でお稽古。
そこでのこと。
10月、朝夕涼気を感じるようになこのごろ、茶の湯のお点前が、中置となった。
若い頃稽古する時に、このお点前の意味を知って、これこそがお茶の心とではないかと、感じたことがあった。
9月までは風炉、11月からの炉、10月は゛中置゛となる。。
畳の左にあった風炉を真ん中に、そして水指は釜の右から
左になり、客に少しでも火を近づけ、水を遠のかせる。これだけの道具の位置を変える。
なぜ、それは、心憎いほどの客への配慮。たかが10