百田尚樹氏著「日本国紀」を読んで

掲題の本を読了した。2018年11月初版の本書を私は図書館に購読希望をだして漸く半年後に読むことができた。しかし予約者が陸続といるためにいわゆる「通読」に終わった。面白いけれどどこか虚しかった。じっくりと読み解くには時間が足りなかったのである。

私は図書館に本書を返却後、アマゾンに本書を求めた。吟味しながら再読したかったからだ。現在手元にある本書は2019年1月の第8冊である。この時点で60万部の売り上げを記録している。図書館から借りて読んだ本を改めて買い求めるということは私にとって稀有なことである。

本書は第一章 古代~大和政権誕生から終章 平成ま