人生の親戚

大江健三郎の本を読んでいる。
なにしろ量が多い。
全部は読み切れないだろう。
主な本に絞らざるをえない。

この方は、知識が豊富。
若い頃から、知識の吸収が生きがいようだ。
加藤周一さんのように博学。

例えば、性(セックス)についても詳しい。
たぶん、自分自身の悩みもあったのだろう。
性に関する小説も多い。

私も、人にとって、性は最大のテーマだと思っている。
性を抜きにしては、人生を語ることはできない。

今、読んでいるのは、「人生の親戚」大江さん55歳頃の小説。
リアルな世界と、想像力の世界が半々。
「倉木まり恵」さんという女性が出てくる。
大江さ