パンデミックバブルの様相

世界的なリスクオン相場が続いている。米ドルの実効レートは下がり南アやメキシコなどの新興国通貨が上昇するのは典型的なリスクオン相場のパターンと言える。背景にはコロナワクチンの開発期待とバイデン新大統領の現実味が確実になってきたことにある。また前FRB議長のイエレン氏が次期財務長官就任する可能性が高いと報道されたことで市場に安心感を与えた。

米国ダウは史上初の3万ドル乗せ、ナスダックも史上最高値を更新している。そうした流れを受けて日経平均も今週の連休明け4日間で1,117円上昇しバブル後の最高値を更新した。買いの主体は海外勢で3週連続の買い越しでこの間現物