石蕗(ツワブキ)の花

ツワブキの花は、キク科の常緑多年草である。葉は蕗に似ているが質が厚く、新緑色で光沢がある。花期は十から十二月。60㎝ほどに花軸を伸ばし、菊に似た頭状花を散房状に開く。海岸や海辺の山に自生する。
家内の父は裏庭の鹿威し(添水(そうず)、僧都、ばったんこともいう)の傍にこの花を植えている。現在は老人介護施設に入居中であるが、⒑月30日には石灯篭の陰に黄色い花を付けていた。
ここの石蕗の葉は、黄色の斑点の入った園芸用の花である。今は、主を失いひっそりと花を咲かせている。

写真は、左からの2枚は高槻市内で見かけた石蕗の花、最後は家内の実家の庭に咲いている石蕗の