狛犬探訪の3日間

12月の6日から、福島県南地方に明治時代に活躍した、石造彫刻家の小松寅吉の作品を追って来た。

寅吉は、弘化4年「1844年」石川郡石川町に高原家の長男として生まれるが、近隣の福貴作「ふきざく」の石工、小松利平「理兵衛布弘りへいのぶひろ」に弟子入りし、利平に認められ、21歳の時、利平の息子・彦蔵の養子と言う形で小松家に入籍し、先代の名前「布孝 のぶたか」を受け継いだ。

福島県中島村の川田神社には、寅吉が布孝を襲名した後、明治25年に、襲名披露とも言える獅子像「飛翔獅子」を奉納している。

1枚目の写真 川田神社、この飛翔獅子は、明治33年製作の白河市鹿