人間万事塞翁が馬

「今度生まれたら」内館牧子を読みました。

話の中で若い頃、主人公が出世の縁遠そうな男性を振る。振られた男性はその後事業家に、50年後70歳となり、TVにも出演するようになる。

 振られたその男性は奮起、そして運もあったのだろう。

自分にも経験があるなあと思いながら読み終えた。
昔、振られた自分、奮起、事業家になるまでには至らなかったが、少し勉強に力が入った。それがなければ当時、入社試験の専門科目の記述問題はできなかったはずだ。

 そのときは別の会社にいきまた別の人生があったのだろう。
そっちの方がよかったかもしれないが、そればかりはわからない。

カテゴリ:日常・住まい