ナンテンの実

ナンテンはメギ科の常緑低木。中国大陸原産。西日本の暖地に自生。または観賞用に植栽。高さ2~3メートルに達する。葉は羽状複葉。晩秋から冬、球形で赤色の果実をつける。白、または黄色に熟すものもある。
漢方では果実を咳き止め、強壮剤に用いるとの記述もある。難を転じるから厄除け魔除けにも使用される。
近所に赤と黄色の南天を一緒に植えているのを見かけた。
数年前に愛宕山に登った時に、麓の多くの里家に黄色のナンテンを見かけたので、住民に聞いたところ、薬用に植えているとの返事であった。

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