今年の蓮池の清掃

今月22日に近所の蓮池に行った。先月には首をうなだれて蓮の季節の終焉を告げていた蜂巣が池面に競うように密状態で寂しく立っていた。池畔には、数台の車とともに、それらの敗荷を収集に来た作業者が数人作業の準備をしていた。
角川俳句大歳時記には、敗荷(やれはす、はいか)について次の記述をしている。
夏の初めに新葉を水に浮かべ、盛りには茎を立てて青々と大きな葉で水面を覆った蓮も、秋になると葉が破れ、風に鳴る様は、いかにもうらぶれた感じなので、敗荷という。『荷』は蓮の葉。蓮の花、蓮の葉は夏季、蓮の実、敗荷は秋季となる。
破蓮(やれはちす)、破れ荷(やぶれはす)、秋の